# RTC board rev1.1 での部品の実装について ## rev 1.1 での変更部分 raspberrypi に接続した RTC board に対して PC などの他のホストが USB で接続し raspberrypi の GPIO に出力を行えるようになった。 このために実装部品が追加されている。ピンヘッダは削除された。 ## 追加実装の説明 追加実装された部分は、rtc11_area.jpg に四角で囲って示す。 1. USB … 赤色部分は、ホストと USB で接続するための部分。rev1.1 で追加された機能を利用するためには この部分の実装は必須である 2. wakeup … オレンジ色部分は raspberry pi の GPIO3 に出力する回路。別途ホスト側でソフトを使用することで、 halt 状態にある raspberry pi を起動することができる 3. shutdown … 青色部分は raspberry pi の GPIO2 に出力する回路。別途 raspberry pi にソフトをインストールし、 ホスト側でソフトを利用することで raspberry pi をシャットダウンすることができる 4. unused … 紫色部分は現在未使用の回路。raspberry pi の GPIO4 に出力する回路である ## 追加実装の選択 上記で説明した 1~4 の部分に関しては、任意で実装を選択することができる。例を示す。 ・ 1~4 すべてを実装しない … 機能上は rev1.0 と同等になる ・ 1,2 を実装する … ホストから wakeup をすることができる。shutdown は、例えばリモートログインして行う ・ 1,2,3 を実装する … ホストから wakeup と shutdown を行うことができる ・ 1~4 すべてを実装する … ホストから wakeup, shutdown を行う他に、raspberry pi の GPIO4 を使ってなにかやってみる 以上