WiFi PLL Mother を初めて使うときの作業 [1] ハードウェアの準備 [2] web で設定 ------------------- [1] ハードウェアの準備 - ハードウェアを完成させ、ファームウェアが書き込まれている状態にする - OLED を外部I2C につけておくと動作に応じて表示されるので、最初は付けておくとわかりやすい。 (1) 5V AC アダプタを接続する。アダプタ接続口近くの POWER LED が点灯する (2) WPS 起動スイッチのみ ON にし、リセットスイッチを押す (3) マイコンの隣の LED が点滅するので、ルータの WPS スイッチを長押しする(この操作はルータの説明書に従う) (4) しばらく待つ。ちょっと時間がかかるので我慢して待つ。接続が終了すると LED の点滅が終わり、接続が完了する。 WPS 起動スイッチは OFF にしておく。次回からは電源 ON で自動的に WiFi 接続する。 ------------------ [2] web で設定 - ボードの ipv4 アドレスを調べておく。OLED を付けておくと、ボード起動後に表示される。 もしくは netenum などを使って調べる (1) 設定 web 起動スイッチを ON にして、リセットする。 (2) ボードの ipv4 アドレスの URL に、ブラウザでアクセスする。例)http://192.168.1.10/ (3) board の設定を開き、すべての項目で default ボタンを押してから、書き込みボタンを押す。 コマンド遅延時間、ボードのニックネーム、mDNS のON/OFF、電子ボリュームの音量の設定はユーザーが自由に設定して 問題ない項目だが、動作確認を終えてからでもいいだろう (4) スロット0〜3 の設定を行う。 主なチップの名前とクロックは、clear ボタンを押してからプルダウンメニューから選択できる。NONE はスロットに何も刺さってないことを意味する。 ボード上の PLL クロックを使う場合、Re:birth モジュールのクロック選択ジャンパは SCLK にしておく必要がある。 ボード上の PLL クロックを使わない場合、PLL クロックを使うチェックボックスは OFF にし、モジュールに載せている オシレーターのクロックを設定する。 (5) 変更した設定を有効化するために、リセットする。 [注] web 設定スイッチは ON のままで演奏動作ができることを一通り確認しているが、OFF にしたほうが安定するはず。 ------------------ 以上でボードの基本的な設定は終了する。 一通り動作することを確認したら、ボードのコマンド遅延設定やスロットの設定を詳細に行うと使いやすくなるだろう。